お知らせ

2025年01月01日

本部から

新年のご挨拶 理事長より

               新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

皆様お健やかに新春を迎えられたことと思います。本年もとちのみ会は地域の皆さんのお役に立てる事業を一歩一歩展開していく年にしたいと考えております。

昨年はコロナ禍が一段落したことから例年の年間行事では感染防止を考慮しつつ行うことができました。6月には例年より小規模ではありますがとちのみ祭りが開催され、晴れた学園の庭では久しぶりに太鼓の音が響いたり、踊ったり、模擬店がいい匂いをさせたりでお祭りの雰囲気が満載でした。7月、フロム浅沼での朝市は地域の方々に大盛況で地域とともに歩むとちのみ会の姿勢が浅沼町の住民の方々から受け入れされつつある様子でした。

10月は5年ぶりに全施設の利用者さんが参加した大運動会を、金子市長様をはじめご来賓の方をお迎えして行われました。整備された広いグランドに約450名の利用者さんが勢揃いした時は頼もしく感じました。競技では真剣な表情で駆け抜ける利用者さんや、笑顔で独自の踊りや演技を楽しむ利用者さんの顏々を見せていただき、心がほっこりとして、楽しむことができました。この気持ちは会場に来て下さったご家族、そして支援する職員やボランティアさんたちも同じだったのではないかと思いました。9月にとちのみ会では初めて海外出身の職員、ネパールからの特定技能職員3名を受け入れました。日本語試験(JFT BASIC A2)を合格していますがたどたどしい日本語です。配属された特別養護老人ホームゆずりは、吉水ゆずりはでは、受け入れる職員も刺激を受けつつ身振りと心づかいで支えてくれているので、3人は笑顔で施設に溶け込んでいます。そして10月末の理事・評議員会の席に、ネパールのミルク紅茶で甘くてジンジャーの味が利いた「チャ」を出してくれました。これから徐々にとちのみ会の社会福祉の目標である共生と地域支援を日々の活動を通じて身に付けていって欲しいと思いました。

とちのみ会の今後の事業計画として、通所希望者が多い児童デイサービス「かりん」の定員増として、フロム浅沼の近くに建設・整備計画また第二とちのみの整備計画が着々と進んでいます。こうしたハード面の充実とともに、地域住民の福祉への啓蒙活動と理解を深める活動は欠かせません。その見本となるのは私たち職員が日々利用者さんと接している態度や言葉使いです。日常の福祉的支援のあり方、その積み重ねを見ている地域住民がとちのみ会の福祉のあり方に接したとき地域に密着した存在であると評価されると思っています。

理事長 秋山伸惠

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