新年のご挨拶
新年、あけましておめでとうございます。昨年は皆様のご支援、ご協力により、各施設とも平穏無事に過ごすことができました。しかし、国内外の政治経済や社会情勢は、大きく変化した一年となりました。福祉の現場においても、利用者やご家族の多様なニーズに応じた柔軟かつ迅速な対応を求められる状態が続いております。
新たな年を迎えるにあたり、とちのみ会は状況を見極めながら柔軟な対応と「意思決定支援」を基本に据えた「相談支援の充実」を図ると共に地域社会との連携を深め包括的な福祉サービスの提供を目指します。そして、利用者一人ひとりの思いや希望を尊重した支援に取り組んでまいります。
今年の干支は巳(み)年です。「蛇」は知恵や再生の象徴とされ、状況を冷静に見極めながら、次のステップへ進む力を持つといわれています。この力を私たちの活動にも重ね合わせ、変化の多い厳しい時代においても柔軟で確かな支援を提供しサポートします。そのためにも私たち職員は、専門性を磨き、利用者やご家族との信頼関係をさらに深めてまいります。また、保護者の皆様には、私たちの活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
本年も、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
統括施設長 髙澤茂夫